「雨漏りの修理はどんな業者に依頼すれば良いの?」そう疑問に感じて雨漏りの修理業者について調べていませんか?
雨漏りは正しい原因を突き止めて根本的に解決しなければ、再発する可能性が高く確実性が求められる難易度の高い修理になります。
雨漏り修理を依頼する業者によっては、部分補修では対応できずに「屋根の葺き替え工事」や「カバー工法」などの屋根工事を提案されることがあり、雨漏りの修理自体を断られるケースも少なくありません。
この記事では雨漏りを確実に修理するために、”屋根”や”外壁”などの雨漏りの発生箇所に応じた、雨漏り修理の業者に選び方について解説します。
雨漏り修理の業者選びで失敗しないために確認するべきポイントや現地調査の際の注意点について具体的に解説します。
この記事を読むだけで、雨漏り修理の業者選びのミスマッチを回避することができるようになるので、雨漏り修理を検討されている方は是非、参考にしてください。
目次
1.雨漏り修理の業者の探し方
雨漏り修理の業者を探す際にインターネットを活用する方も多いですが、インターネットには優良業者だけが掲載されている訳ではなく業者の見極めが重要です。
雨漏り修理の業者探しで有効なのが、ポータルサイトやリフォームの一括見積もりサイトです。
ポータルサイトは自治体や組合などの公的な機関が運営しているサイトもあり、一定の加盟基準が設けられているため優良業者が掲載されている可能性が高く安心して利用できます。
ここからはポータルサイトや一括見積もりサイトを利用した安全な雨漏り修理業者の探し方について解説します。
1-1.リフォームポータルサイトの活用
雨漏り修理の業者探しはリフォームポータルサイトの活用が有効です。
ポータルサイトとは「玄関口」を指すインターネット上の専門用語ですが、飲食店の検索であれば「ぐるなび」や「食べログ」が有名で、旅行のホテル予約は「じゃらん」などがポータルサイトにあたります。
このようなポータルサイトがリフォーム業界にも存在しており、雨漏り修理の業者探しでも有効です。
特に、内閣府や経済産業省などの公的機関が運営するポータルサイトは「建築業許可」などの一定の加盟審査を設けており、優良業者しか加盟できない仕組みを構築しているので安心です。
優良業者が多数加盟している優良リフォームポータルサイトをご紹介します。
サイト名 | URL | 運営母体 |
---|---|---|
NPO法人 雨漏り診断士協会 | http://www.amamorishindan.com/ | 雨漏り診断士の資格保有業者 |
全日本瓦工事業連盟 | http://www.yane.or.jp/ | 瓦屋根の修理業者に特化 |
全日本板金工業組合連会 | http://www.zenban.jp/zenbanren/zenbanren-top.html | 屋根の板金業者に特化 |
一般社団法人 日本塗装工業会 | http://nittoso.or.jp/ | 塗装工事業者に特化 |
一般社団法人 全国防水工事業協会 | http://www.jrca.or.jp/index.html | 防水工事業者に特化 |
1-2.一括見積もりサイトを利用する
雨漏りの修理業者を探す際は、リフォームの一括見積もりサイトの利用も効果的です。
リフォームの一括見積もりサイトはお客様のリフォーム内容に応じて適切なリフォーム業者を紹介してくれるサービスですが、業者探しの手間を大幅に省略することができるので便利です。
ただし、一括見積もりサイトによっては加盟審査を設けずに、右から左に業者を流しているだけのサイトもあり利用には注意が必要です。
上記の表は弊社が運営する一括見積もりサイトですが、雨漏り修理で修理業者を探されている方は、ぜひ弊社の運営する一括見積もりサイトをご利用ください。
リフォームに関する知識を有した専属のアドバイザーがあなたの自宅の雨漏りの症状や予算に合わせた地元の優良業者をご紹介します。
お客様(施主)と業者との間に入り、お断りも代行するので業者トラブルを回避することができます。
「どうやって業者を探せば良いのか分からない」「確実に修理をしてくれる優良業者で修理がしたい」そう思っていらっしゃる方はぜひ、修理箇所に合わせた弊社の一括見積もりサイトをご利用ください。
サイト名 | URL | 修理箇所 |
---|---|---|
イーヤネット | http://e-yanet.jp/ | 屋根 |
いえぬり | http://ienuri.jp/ | 外壁 |
防水マイスター | http://bosui-meister.jp/ | ベランダ |
2.雨漏り修理の業者の選び方
雨漏りの発生箇所 | 業者の種類 |
---|---|
屋根 | ・瓦業者 ・屋根板金業者 |
外壁 | ・塗装業者 ・外装リフォーム業者 |
ベランダ・バルコニー | ・防水業者 ・塗装業者 |
雨漏りは確実に修理をしなければ再発の危険があり、修理の難易度も高いことから修理箇所に応じた専門業者が最適です。
上記の表は雨漏りの症状と修理箇所の対応表ですが、外壁が雨漏りの原因の場合は、外壁のメンテナンスの専門業者である”外壁塗装業者”や”外装リフォーム業者”などが最適です。
屋根が雨漏りの原因の場合は、”瓦屋根業者”や”建築板金業者”などが最適です。
このように雨漏りの原因を特定し、1回の修理で確実な修理するために雨漏り修理は施工箇所に応じた業者に現地調査を依頼することが重要です。
それでは、まずは雨漏り修理の業者の種類について解説します。
2-1.雨漏り修理の業者の種類
雨漏りの修理の業者のミスマッチを回避して、修理箇所に応じた専門業者に工事を依頼するために、雨漏りの症状から修理箇所を特定することが重要です。
2階の天井に雨染みが広がっている場合は、屋根の破損や不具合が雨漏りの原因で、瓦業者や建築板金業者などの屋根修理の専門業者が最適です。
壁やクロスに雨染みが広がっている場合は、ベランダや屋根と外壁の取り合い部分、コーキングの劣化など考えられるために、「建築士事務所」や「外装リフォーム業者」などの工務店機能を持っているリフォーム会社が最適です。
このように雨漏り修理の適正業者を選ぶために、雨漏りの症状から修理箇所をある程度、特定しておくことが重要です。
2-1-1.屋根の雨漏りの修理業者
屋根の雨漏りは原因の特定が難しく、再発の危険あるため、部分修理に対応できない業者も多いです。
業者選びを間違えてしまうと、部分補修で修理が可能な内容であったとしても、屋根材を新しくする、「屋根の葺き替え工事」や「カバー工法」などの屋根工事を提案されることがあります。
屋根の雨漏り修理で費用を無駄にしないために、コロニアル・カラーベストに代表されるスレート瓦や日本瓦などの瓦屋根の雨漏り修理は「瓦屋根業者に」に修理を依頼すると確実性の高い雨漏り修理を実現できます。
トタン屋根やガルバリム鋼板屋根などの金属屋根の雨漏り修理は、金属屋根の加工や修理を専門とする、「建築板金業者」が適正業者になります。
外装・内装の総合リフォーム会社であっても、社内に”板金職人”や”瓦職人”が在籍していれば対応することができるので屋根の雨漏り修理は屋根修理の専門業者である、「瓦業者」や「板金業者」に修理を依頼するようにしましょう。
屋根の雨漏り修理業者を御探しの方は、弊社が運営する”イーヤネット”をご利用ください。
2-1-2.外壁の雨漏りの修理業者
外壁の雨漏りは外壁塗装業者や外壁リフォーム業者などの外壁のメンテナンスやリフォーム行う業者が最適です。
外壁はサッシ周りの雨漏りが多く、外壁材を剥がし内部の腐食状況を確認します。外壁材を剥がし、住宅の内部構造(躯体)を修理するので建物構造を理解している建築士事務所などの外壁リフォーム業者や塗装業者が最適です。
このように外壁の雨漏修理の業者は外壁リフォーム業者や外壁塗装業者などの外壁のメンテナンスや施工を行う専門業者に依頼するようにしましょう。
外壁の雨漏り修理の探しの方は、弊社が運営する”いえぬり”をご利用ください。
2-1-3.ベランダの雨漏りの修理業者
ベランダの雨漏り修理は防水工事を専門とする防水業者が適正業者になります。
外壁塗装業者でもベランダの雨漏り修理に対応できる業者もいますが、防水工事と塗装工事は施工方法が異なります。
防水層の塗装(防水工事)が必要になることを考慮して、ベランダの雨漏りは防水業者に修理を依頼すると確実です。
ベランダの防水業者を御探しの方は、弊社が運営する”防水マイスター”をご利用ください。
2-2.雨漏り修理の優良業者を選ぶポイント
雨漏り修理は施工箇所に応じた専門業者に修理を依頼するのが基本ですが、その中でも技術レベルの高い業者に修理を依頼することが重要です。
屋根の雨漏り修理は原因の特定が難しく再発する可能性が高いため、修理を引き受けない業者も多いです。修理を引き受けてくれたとしても、屋根の葺き替え工事やカバー工法などの高額な屋根工事で対応するケースも多いです。
修理方法の選択肢を増やすために、部分補修にも対応できる雨漏り修理の優良業者に修理を依頼することが重要です。
雨漏りの修理の優良業者の選び方について具体的に解説します。
2-2-1.保有資格を確認する
雨漏り修理の技術レベルを確認するために業者の保有資格を確認することが重要です。
雨漏り修理に有効な資格として、雨漏り診断士が有効です。
雨漏り診断士資格認定試験の内容は「建築の基礎知識(施工・構造)」「雨仕舞いと防水の基礎知識」「雨漏り診断の実例・実務」などがあり雨漏りに関する総合的な知識と技術を身につけなければ合格することができません。
屋根の雨漏り修理は屋根修理の専門の資格である、”一級・二級かわらぶき技能士”や”建築板金技能士”の国家資格が有効です。
外壁の雨漏り修理の場合は専門の資格である、”一級・二級建築士”や”一級塗装技能士”の国家資格が有効です。
このように保有資格を確認することで、業者の技術レベルを確認するとができるので保有資格を確認するようにしましょう。
2-2-2.火災保険の申請を確認する
雨漏り修理は火災保険を申請して保険金で修理を行うことができます。火災保険を適用することで自己負担を無くして修理をすることができます。
火災保険は風災や雪災などの損害に対する損害を補償する保険ですが、雨漏りの場合、台風や強風で被害が発生した可能性も高いので、火災保険の申請に関する知識の業者に現地調査を依頼することが重要です。
棟板金の浮きや釘の浮きなどの場合、火災保険を申請できる可能性が高いので、現地調査の際は火災保険の適用を含めて検討するようにしましょう。
屋根修理の火災保険に関する記事は「屋根修理の費用と火災保険を申請して自己負担0円で修理をする全手順」で具体的に解説しています。
2-2-3.会社情報を確認する
インターネットで業者を探す際は、必ず業者の企業情報を確認することが重要です。
悪徳業者の特徴として、素性が割れてしまうことを恐れて企業情報を隠蔽する場合が多いのが特徴です。
悪徳業者に現地調査を依頼しないためにも、インターネットで業者を探す際は、電話番号や住所、屋号や代表者の氏名の記載を確認することが大切です。
3.雨漏り修理の現地調査の注意点
雨漏り修理は原因の特定が難しく、修理方法を間違えてしまうと再発する危険が高く確実な修理をすることが重要です。
雨漏り修理の確実性を高めるために、現地調査の際に調査方法や業者の専門性などを確認することが重要です。
雨漏り修理の現地調査の注意点について解説します。
3-1.雨漏り修理に実績のある業者に依頼する
雨漏り修理は業者の技術レベルによって提案内容が異なります。
雨漏りの修理は基本的に部分補修で対応できますが、再発する可能性が高いために、屋根の葺き替え工事やカバー工法などの屋根の全面葺き替えで根本的な解決を提案することが多いです。
しかし、雨漏り修理の技術レベルが高い業者は部分補修で対応することが可能で、葺き替え工事やカバー工法と比べてはるかに安価な金額で雨漏りを修理することができます。
適正な工事を行うために、雨漏り修理に実績のある業者に依頼することが重要です。
3-2.雨漏りの調査方法を確認する
雨漏り修理は正しい原因を究明する必要があるために、調査方法が特に重要になります。
しかし、目視による調査が一般的で、実際にホースで水をかけて雨を再現する「散水調査」などの雨漏り修理に特化した「調査」を実施しないのが現状です。
散水調査などの雨漏り修理の調査は、別途「調査費用」が発生するのが一般的ですが、対応できない業者もあるので雨漏り修理の確実性を上げるために、雨漏りの調査方法を確認することが重要です。
雨漏り修理は再発する危険があり、1回で確実に修理をする必要があります。
雨漏りの修理業者を選ぶ際は施工箇所に応じた専門業者を選ぶと安心です。
コメント