「外壁塗装を激安でできるところは無いの?」あるいは、「格安の外壁塗装は本当に大丈夫なの?」そう疑問に感じて「格安・激安」な外壁塗装について調べていませんか?
格安・激安」な外壁塗装は、手抜き工事が低価格を支えている場合もありますが、企業努力によって低価格を実現している優良業者もあります。
そこで、この記事では外壁塗装の品質を落とさずに格安・激安で施工ができる塗装業者の選び方について解説します。
手抜き工事の危険を回避するために知るべき、建坪別の最低価格帯から業者選びの注意点まで格安・激安で外壁塗装を行う際の基礎知識について解説します。
格安・激安な外壁塗装でも高品質を実現できる業者を見極められるようになるので是非、参考にして頂ければと思います。
目次
1.外壁塗装の最低価格帯と激安・格安業者の選び方
外壁塗装には原価があり、基本的にその原価よりも安くすることができません。
「格安・激安な外壁塗装を検討する際は、あなたの家の広さに応じた最低価格帯を知っておくことが何よりも重要です。
見積もり金額が最低価格帯を下回る場合、必要な工程を省いたり、粗悪な塗料を使用するなど、手抜き工事によって「激安・格安」を実現している可能性もあるので注意が必要です。
まずは、建坪(塗装面積)と塗料の種類に応じた最適価格帯について解説します。
1-1.外壁・屋根塗装の最低価格帯
建坪 | ウレタン塗料 | シリコン塗料 | ラジカル塗料 | フッ素塗料 | 光触媒塗料 | 無機塗料 |
---|---|---|---|---|---|---|
25坪 | ¥847,260 | ¥937,980 | ¥949,320 | ¥1,142,100 | ¥1,164,780 | ¥1,221,480 |
30坪 | ¥920,970 | ¥1,021,050 | ¥1,033,560 | ¥1,246,230 | ¥1,271,250 | ¥1,333,800 |
35坪 | ¥992,925 | ¥1,101,645 | ¥1,115,235 | ¥1,346,265 | ¥1,373,445 | ¥1,441,395 |
40坪 | ¥1,061,595 | ¥1,178,955 | ¥1,193,625 | ¥1,443,015 | ¥1,472,355 | ¥1,545,705 |
45坪 | ¥1,125,045 | ¥1,249,605 | ¥1,265,175 | ¥1,529,865 | ¥1,561,005 | ¥1,638,855 |
50坪 | ¥1,190,880 | ¥1,322,640 | ¥1,339,110 | ¥1,619,100 | ¥1,652,040 | ¥1,734,390 |
55坪 | ¥1,250,730 | ¥1,388,970 | ¥1,406,250 | ¥1,700,010 | ¥1,734,570 | ¥1,820,970 |
60坪 | ¥1,309,500 | ¥1,454,220 | ¥1,472,310 | ¥1,779,840 | ¥1,816,020 | ¥1,906,470 |
一般的な30坪前後の住宅の外壁・屋根塗装の場合、100万円前後が最低価格帯になります。
1-2.外壁塗装の最低価格帯
建坪 | ウレタン塗料 | シリコン塗料 | ラジカル塗料 | フッ素塗料 | 光触媒塗料 | 無機塗料 |
---|---|---|---|---|---|---|
25坪 | ¥693,540 | ¥784,260 | ¥795,600 | ¥988,380 | ¥1,011,060 | ¥1,067,760 |
30坪 | ¥739,800 | ¥839,880 | ¥852,390 | ¥1,065,060 | ¥1,090,080 | ¥1,152,630 |
35坪 | ¥781,560 | ¥890,280 | ¥903,870 | ¥1,134,900 | ¥1,162,080 | ¥1,230,030 |
40坪 | ¥822,780 | ¥940,140 | ¥954,810 | ¥1,204,200 | ¥1,233,540 | ¥1,306,890 |
45坪 | ¥858,780 | ¥983,340 | ¥998,910 | ¥1,263,600 | ¥1,294,740 | ¥1,372,590 |
50坪 | ¥894,420 | ¥1,026,180 | ¥1,042,650 | ¥1,322,640 | ¥1,355,580 | ¥1,437,930 |
55坪 | ¥926,820 | ¥1,065,060 | ¥1,082,340 | ¥1,376,100 | ¥1,410,660 | ¥1,497,060 |
60坪 | ¥958,140 | ¥1,102,860 | ¥1,120,950 | ¥1,428,480 | ¥1,464,660 | ¥1,555,110 |
一般的な30坪前後の住宅の外壁塗装の場合、70万円〜80万円が最低価格帯になります。
1-3.屋根塗装の最低価格帯
建坪 | ウレタン塗料 | シリコン塗料 | フッ素塗料 | ガイナ |
---|---|---|---|---|
25坪 | ¥309,240 | ¥349,560 | ¥349,560 | ¥450,360 |
30坪 | ¥354,330 | ¥401,850 | ¥401,850 | ¥520,650 |
35坪 | ¥401,265 | ¥456,705 | ¥456,705 | ¥595,305 |
40坪 | ¥444,195 | ¥506,835 | ¥506,835 | ¥663,435 |
45坪 | ¥487,125 | ¥556,965 | ¥556,965 | ¥731,565 |
50坪 | ¥531,900 | ¥609,660 | ¥609,660 | ¥804,060 |
55坪 | ¥573,390 | ¥658,350 | ¥658,350 | ¥870,750 |
60坪 | ¥614,880 | ¥707,040 | ¥707,040 | ¥937,440 |
一般的な30坪前後の住宅の屋根塗装の場合、30万円〜40万円が最低価格帯になります。
1-2.外壁塗装の激安・格安業者の選び方
外壁塗装は同じ工事内容であっても業者によって価格が異なるために、可能な限り低価格に近づけるためには「原価の安い」、低価格を実現できる業者に外壁塗装を依頼する必要があります。
テレビCMや広告などの「宣伝広告費」や営業の歩合、下請け業者への中間マージンなど塗装の品質とは関係の無い費用が発生する業者の塗装工事はどうしても高額になります。
そのために、激安・格安な外壁塗装を実現するためには、原価の安い業者に依頼するこことが重要です。格安・激安を実現できる塗装業者の選び方について解説します。
1-1.自社施工業者に限定する
格安・激安な外壁塗装を実現するために、自社直接施工業者に限定しましょう。
自社直接施工の業者に限定することで、「広告費」や下請け業者への無駄な間接費用が発生しないためにお客様の工事費用を施工の品質に還元できるからです。
上記の表は外壁塗装の業者別の塗装費用の内訳ですが、自社施工業者は工事とは関係の無い間接費用が発生しないために、同じ外壁塗装の内容であっても安く施工を行える可能性が高いです。
このように自社直接施工の業者に限定することで施工の品質を落とさずに、激安・格安な外壁塗装を実現できるようになります。
1-2.相見積もりをする
複数の業者で相見積もりをすることで激安・格安な外壁塗装を実現できる業者を、安全に見つけることができます。ホームページを閲覧しただけでは業者の本当の素性がわからないからです。
塗装業者のホームページで自社直接施工による低価格を謳っていたとしても、現地調査の際に何かと理由をつけて高額な外壁塗装を提案する業者も存在します。
できるだけ安く高品質な外壁塗装を実現するためにも、複数の業者で相見積もりをするようにしましょう。
「外壁塗装の価格を可能な限り安くしたい!」「優良業者の中で1番安い業者で工事をしたい!」というか方は、弊社が運営する外壁塗装の一括見積もりサイト”いえぬり”をご利用ください。外壁塗装の予算に対応できる優良業者を最大5社ご紹介いたします。
2.格安・激安な外壁塗装の手抜き工事の見抜き方
格安・激安な外壁塗装は、手抜き工事により低価格を実現している可能性もあるので、注意が必要です。
外壁塗装は”やり直し”ができずに、万が一手抜き工事による施工不良が発生した場合、「手直し」や「返金」などの業者トラブル発展します。それだけではなく、住宅の保存性も著しく低下します。
このように”格安・激安”の外壁塗装は「費用が安くなる」というメリットはありますが、手抜き工事による施工不良の不安が付きまといます。
”格安・激安”な外壁塗装の手抜き工事の危険を回避するために、ここからは「手抜き工事の見抜き方」について解説します。
2-1.外壁塗装の工程を確認する
外壁塗装の手抜き工事は、塗装工程を「短縮」したいり「省く」ことで発生するために、外壁塗装の見積書を確認する際は必ず、塗装工程を確認するようにしましょう。
ケレンと呼ばれるし塗装の下地を整える工程は手抜き工事が発生しやすいために、見積書の項目に記載されているかを確認するようにしましょう。
このように外壁塗装の見積書を確認する際は、「金額」だけではなく「塗装工程」も確認することが重要です。
外壁塗装の見積もりに関する注意点は「外壁塗装の見積もりの妥当性を見極める見積書の見方と3つの注意点」で具体的に解説しているので合わせてお読みください。
2-2.塗料を確認する
外壁塗装の手抜き工事で最も多いのが、塗料を水で薄めて使用する手抜き工事です。
外壁塗装の塗料は水やシンナーで薄めて使用するものですが、塗料によって希釈率が決まっています。その希釈率よりもさらに塗料を薄めて水増し、使用する手抜き工事の方法です。
この手抜き工事は施工直後では見分けがつかないことから、不正がバレにくいことから「格安・激安」をウリにした低価格な外壁塗装で多い手抜き工事です。
外壁塗装の見積書を確認する際は、「塗装面積」や「塗り回数」「塗料の具体的な商品名」が記載されていることを確認し、実際に使用した塗料缶の数を写真に残してもらうようにすると安心です。
このように塗料は薄めて使用されても事実確認ができないために、「塗装面積」や「塗料の種類」を確認し、手抜き工事を未然に防ぐことが重要です。
3.格安・激安の外壁塗装の業者選びの注意点
格安・激安な外壁塗装はしっかり業者を見極めないと手抜き工事の危険があります。格安・激安の外壁塗装業者を探す際に、絶対に避けるべき業者選びの注意点について解説します。
2-1.チラシやホームページのキャンペーンは鵜呑みにしない
外壁塗装のチラシやホームページで「40万円」や「50万円」といったキャンペーン価格を宣伝する業者がいますが、現地調査の結果、価格が高額になることが多く、鵜吞みにしない方が無難です。
「キャンペーン価格」というのはお問い合わせを獲得することを目的としているものも多く、実際に現地調査を依頼して見積もりをとってみると、100万円を超えてしまうことも少なくありません。
このように外壁塗装のチラシやホームページで見かける「40万円」「50万円」といったキャンペーン価格は営業会社の可能性が高く、高額になるのが当たり前なので注意が必要です。
2-2.最適価格帯を下回る場合は工事を依頼しない
「1.外壁塗装の最低価格帯と激安・格安業者の選び方」でお伝えした金額よりも見積もり金額が安い場合、絶対に工事を依頼してはいけません。手抜き工事をしなけえれば実現できないからです。
適正価格帯を下回る場合は絶対に工事を依頼せずに他の業者に再度、見積もりを依頼するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。格安・激安な塗装業者の選び方と外壁塗装を依頼する際の注意点についてご理解いただけたかと思います。
外壁塗装はハウスメーカーやリフォーム会社、塗装業者など様々な業者が対応できますが、施工品質を落とさずに格安・激安で外壁塗装を施工できる業者は少ないです。
そのために、本文中でお伝えした建坪別の外壁塗装の「最低価格帯」や「業者の選び方」を理解て安全な塗装業者を選ぶことが重要です
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