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雨戸塗装で必要な7つの道具と失敗を回避する全手法【動画解説付き】

雨戸

自分で雨戸の塗装をやりたいが、「どんな手順でやれば良いの」、「DIYで雨戸の塗装をするにはどんな道具を揃えれば良いの?」そう疑問に感じてDIYで雨戸を塗装する方法について調べていませんか?

「ただペンキを塗れば良いんでしょ?」と簡単に感じてしまう方もいらっしゃると思いますが、雨戸の塗装は、塗料を塗る前に”ケレン”と呼ばれる下地処理をしなければ、塗装がすぐに剥がれてしまうために、正しい手順で行うことが重要です。

そこで、この記事では雨戸塗装をDIYで行う基礎知識について解説します。具体的な塗装手順や塗料の種類についてお伝えします。

また、雨戸塗装をDIYで行う場合と、塗装業者に依頼する場合の価格差などについてもお伝えするので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

1.雨戸塗装をDIYで行う基礎知識

それでは、さっそくDIYで雨戸塗装をする方法についてお伝えします。

塗装が必要な雨戸は、スチール製と木製がありますが、DIYで塗装することが多い、スチール製の雨戸の塗装について解説します。

それでは、実際の手順を説明する前に、雨戸塗装をDIYで行う際に必要な道具について説明します。

1-1.雨戸塗装に必要な道具

【軍手】

軍手

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軍手は怪我を防止するために必ず着用して作業をするようにしましょう。ケレン作業や塗装の際にすぐに汚れるので、3枚~4枚ほど用意しておくと安心です。

【ラスター刷毛】

ラスター刷毛

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雨戸の塗装はケレンと呼ばれる表面処理を行います。その際に出た鉄粉などの汚れを掃除するために使用します。ケレン作業の際はウエスと併用すると効率的に掃除できます。(ウエス→http://amzn.asia/3lSItbq

【サンドペーパー#80~120】

サンドペーパー

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ケレン作業で表面をキレイに均すために使用します。

また、塗料の密着をよくするための、目荒らしにも使用されます。サンドペーパーは広範囲で使用するので5枚〜8枚は用意しておきましょう。

【ローラー】

ペイントローラー

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DIYでの雨戸の塗装は刷毛よりもローラーを使用すると”塗りムラ”、”継ぎムラ”が発生せずにキレイに仕上がります。そのために、DIYで塗装をする際はローラーを使用するようにしましょう。

その中で、波板のルーバータイプの雨戸は、形状に合わせて一般的な180mmよりも小さいローラーの方が、小回りが利くために液垂れも少なく扱いやすいです。

基本的にローラーは1回の塗装で使い捨てられるものなので、3~4本スペアを用意しておくと安心です。(スペア→http://amzn.asia/9LfPZJl

【刷毛】

刷毛

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刷毛はプライマーと呼べれる下塗りを行う際に使用します。また、雨戸の隅はローラーが入って行かないために、刷毛塗りで塗装をします。その中で、刷毛は50mm~70mmのもので、水性と油性兼用タイプを選ぶようにしましょう。

特に、ルーバータイプ(波板)タイプの雨戸は形状が複雑なので、50mmなどの小さな刷毛を選ぶと初心者の方でも扱いやすいためにおすすめです。

刷毛も消耗品なのでローラーと同様に3本~4本ほどストックを持っておくようにしましょう。

【マスキングテープ】

マスキングテープ

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マスキングテープは塗料が付着してはいけない箇所を保護する為に使用します。基本的に雨戸の枠部分で使用するので、15mm~18mmのマスキングテープが最適です。

塗装枚数にもよりますが、4枚以上塗装する場合は3個ほどストックしておくと便利です。

【バケツ】

ローラーバケット

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バケツ(塗料容器)は、通常のバケツでも支障はありませんが、ローラーを使用する際は、ローラーバケットタイプのバケツを選ぶと非常に便利です。

1-2.雨戸塗装の塗料の選び方

雨戸の塗装は”下塗り(プライマー)”→”上塗り(1回目)”→”上塗り(2回目)”の3回の重ね塗りが基本です。

1回目の”下塗り”はプライマーと呼ばれる、錆止め塗料と塗装し、”上塗り”はウレタンやシリコンなどの上塗り塗料を2回重ね塗りを行います。

また、雨戸などの鉄部の塗装は、下塗りのプライマー、上塗り塗料ともに、油性(溶剤系)塗料を使用します。油性塗料はシンナー(うすめ液)で希釈をするために、シンナーも合わせて必要になります。

これらを踏まえて、雨戸塗装に最適な塗料の種類について解説します。

1-2-1.プライマー(錆止め)

日本ペイント 1液ハイポンファインデクロ

1液ハイポンファインデクロ

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錆止め塗料の”日本ペイント1液ハイポンファインデクロ”は鉄部塗装において塗装専門業者も使用する安定感のある錆止め塗料です。

上塗り塗料で使用する”ニッペ 1液ファインウレタンU100”との相性も非常に良く、雨戸塗装の下塗り材として最適です。

塗料の容量が1kg、4kg、16kgと種類がありますが、下記の表を参考にして無駄の出ないように必要に応じた容量を選ぶようにしましょう。

雨戸の枚数 雨戸の塗装面積 塗料の使用量/1㎡ 合計使用量 購入プラン
2枚 3.6㎡ 0.13kg 0.468kg 1kg
4枚 7.2㎡ 0.13kg 0.936kg 1kg
6枚 10.8㎡ 0.13kg 1.404kg 1kg×2個
8枚 14.4㎡ 0.13kg 1.872kg 1kg×2個
10枚 18㎡ 0.13kg 2.34kg 4kg
12枚 21.6㎡ 0.13kg 2.808kg 4kg
14枚 25.2㎡ 0.13kg 3.276kg 4kg
※W970xH1835の標準的な雨戸をベースに算出

1-2-2.上塗り塗料

ニッペ 1液ファインウレタンU100

1液ファインウレタン

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鉄部塗装の塗料は密着性と伸縮性に優れたウレタン塗料を使用するのが一般的です。

その中で、上塗り塗料の”ニッペ 1液ファインウレタンU100”は鉄部塗装で使用実績が豊富な塗料で、雨戸塗装でもオススメできる塗料です。

上塗り塗料も錆止め塗料同様に、15kgと3kgの商品があり、使用量に応じて適切な容量を購入するようにしましょう。

雨戸の枚数 雨戸の塗装面積 塗料の使用量/1㎡ 合計使用量(2回分) 購入プラン
2枚 3.6㎡ 0.14kg 1.008kg 3kg
4枚 7.2㎡ 0.14kg 2.016kg 3kg
6枚 10.8㎡ 0.14kg 3.024kg 3kg×2個
8枚 14.4㎡ 0.14kg 4.032kg 3kg×2個
10枚 18㎡ 0.14kg 5.04kg 3kg×2個
12枚 21.6㎡ 0.14kg 6.048kg 15kg
14枚 25.2㎡ 0.14kg 7.56kg 15kg
※W970xH1835の標準的な雨戸をベースに算出

1-2-3.うすめ液(シンナー)

ニッペ 徳用ペイントうすめ液

ペイント薄め液(シンナー)

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塗料は大きく分けて、水で薄めて使用する水性タイプと、シンナー(溶剤)で薄めて使用する油性タイプに分類されます。

その中で、今回ご紹介しているプライマー(錆止め)塗料の「1液ハイポンファインデクロ」と、上塗り塗料の「1液ファインウレタンU100」は油性タイプの塗料で、希釈用のシンナーが必要になります。

希釈する割合は塗料によって異なりますが、プライマー塗料の「1液ハイポンファインデクロ」は5%~10%、上塗り塗料の「1液ファインウレタンU100」は3%~8%という希釈率になります。

シンナーの使用量に関しては下記の表で詳しく解説していますが、塗料の希釈にだけに使用する場合は、1Lほどで十分足ります。

しかし、シンナーの購入で一つだけ注意して頂きたいことは、プライマー(錆止め)と上塗(1回目)、上塗り(2回目)と塗装で同じ刷毛を使用する場合、刷毛についた塗料をシンナーで洗い流す必要があります。同じ刷毛で塗装してしまうと、”色ムラ”や”塗りムラ”の原因となるからです。

そのために、塗料の希釈で使用する以外に、洗浄用として2L~3Lほど余分に購入するようにしましょう。

シンナーは価格も安価なので3L~4Lのものを選ぶと間違いはありません。

雨戸の枚数 雨戸の塗装面積 プライマー(錆止め)での使用量 上塗りでの使用量(2回分) 合計使用量 購入プラン
2枚 3.6㎡ 0.02 0.08 0.1 1.6kg
4枚 7.2㎡ 0.04 0.16 0.2 1.6kg
6枚 10.8㎡ 0.07 0.24 0.31 4kg
8枚 14.4㎡ 0.09 0.32 0.41 4kg
10枚 18㎡ 0.1 0.4 0.5 4kg
12枚 21.6㎡ 0.14 0.48 0.62 4kg
14枚 25.2㎡ 0.16 0.56 0.72 4kg
※W970xH1835の標準的な雨戸をベースに算出

ここでは雨戸塗装の塗料だけに限定して解説していますが、塗料の種類や耐久性に関する基礎知識については”外壁塗装の塗料選びで100万円の損をしないための全知識【計8種類】”の記事で具体的に解説しています。

1-3.雨戸塗装の手順

雨戸塗装の工程表

雨戸塗装は塗装業者であれば半日で完了する簡単な作業ですが、DIYで行う場合、工程を2日間に分けて行うと下塗りの乾燥時間を有効活用できるので効率的に作業を行うことができます。

実際に作業をする際は、天候にも気をつけるようにしましょう。土日などの休日を利用して作業をする方が多いと思いますが、作業予定日の降水確率を確認し、雨が降らない日にちを選んで作業をすることが重要です。

特に、”下塗り”、”上塗り”などの塗装工程は「雨が降ってきた」といって途中で中断することができないために、必ず雨の降らないことを確認してから作業を行うようにしましょう。

それでは、具体的に雨戸塗装の工程について見ていきましょう。

【工程1】ケレン

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Q75XfjlaCdw&t=3s

まず始めに、サンドペーパーを使用して、塗装をする表面を整えます。この塗装の下地を整える作業は”ケレン”と呼ばれ、塗装工程の中でも品質を大きく左右する重要な工程になります。

雨戸のケレン

雨戸のケレン

出典:http://hojyotosouten.info/archives/8970626.html

上記の図は、ケレンの施工中の様子ですが、ケレンの目安としては上記の画像のように”表面の錆を完全に撤去するよりも、表面が平滑(平ら)になることを目安にケレン作業を行いましょう。

ケレン作業が完了したら、ラスター刷毛とウエスを使って掃除をします。ホコリや削りカスが残った状態で塗装をしてしまうと、塗料が密着せずに施工不良の原因となるので、指で擦って鉄粉が付着しなくなるまで、掃除を徹底することが重要です。

【工程2】養生

出典:https://www.youtube.com/watch?v=CBSq1Q7Xh5A

養生とは塗料がついてはいけない箇所をマスキングテープや養生テープで保護する工程です。

雨戸の塗装は、雨戸パネル(雨戸の表面)を塗装するのが一般的なので、”雨戸の枠”や”雨戸のレール部分”を養生するようにしましょう。

【工程3】プライマー(錆止め)

出典:https://www.youtube.com/watch?v=ylEL94Wpcec

雨戸の塗装は”プライマー(錆止め)”→”上塗り(1回目)”→”上塗り(2回目)”の3回の重ね塗りを行います。

その中で、プライマーとは塗料の密着性を高めるために使用される下塗り工程になります。

上記の動画のようにプライマーを塗装する際は、刷毛を使用し、塗りムラが発生しないように、1段ずつ丁寧に塗装をしていくことがポイントです。

また、プライマーは4時間の乾燥時間を設けるようにしましょう。

プライマー塗料の”1液ハイポンファインデクロ”を使用する場合は、4時間以上、7日以内に上塗りを行う仕様のために、上塗りまで7日以上間隔が空いてしまう場合は、もう一度スケジュールを見直しましょう。

【工程4】上塗り1回目

出典:https://www.youtube.com/watch?v=GIUqy8ko9XI

プライマーの塗装が完了したら、4時間の乾燥時間を設けてから、上塗りの工程に入ります。上塗りは2回の重ね塗りが行われます。

雨戸の上塗りは刷毛での塗装もできますが、素人の方では”塗りムラ”や”継ぎムラ(塗装の境目の塗りムラ)”が出やすいために、刷毛での塗装はオススメできません。

そのためにDIYで雨戸を塗装する際はローラーを使用して塗装をすると”塗りムラ”や”継ぎムラ”が発生せずにキレイに塗装をすることができます。

雨戸の塗装

上塗りをキレイに仕上げるコツとして、上記の画像のようにローラーでは塗装ができない、隅の部分は刷毛で塗装をします。

その際は、8段~10段くらいに分割しながら塗装すると塗りムラが発生せずにキレイに仕上げることができます。

雨戸の塗装

刷毛で墨を塗装したら、ローラーで塗装をします。最初は1段ずつ横方向にローラーを入れます。

上塗りは2回の重ね塗りを行うために、できるだけ薄く塗装をすることがポイントです。

横方向に塗装をしたら、縦方向にローラーを入れて塗りムラが発生しないように調整します。

雨戸の塗装

1回目の上塗りが完了したら乾燥時間を設けましょう。

塗装完了から1時間の乾燥時間を設ければ、2回目の作業に移行しても大丈夫です。

【工程5】上塗り2回目

1回目の塗装から1時間ほど乾燥させたら、2回目の上塗り工程に入ります。2回目の上塗り工程も1回目上塗り工程と同じです。

ただし、塗料が固まってしまうとマスキングテープが剥がれなくなるために、塗料が乾燥する前にマスキングテープを剥がすようにしましょう。

塗装が完了したら4時間の乾燥時間を設けて、作業完了です。

1-4.雨戸塗装の注意点

ここまでは、具体的な雨戸塗装の手順について解説してきました。ここからは、雨戸を塗装する際に、最低限知っておくべき雨戸塗装の注意点について解説します。

1-4-1.シャッタータイプは塗装NG

雨戸には引き戸タイプとシャッタータイプの2種類があります。その中で、シャッタータイプの雨戸は塗装ができません。なぜなら、ガラガラと上げ下げする際に、塗装が擦れて剥がれてしまうからです。

そのために、シャッタータイプの雨戸は塗装ではなく、交換によるメンテナンスが基本です。

1-4-2.アルミ製の雨戸は塗装NG

雨戸の種類にはスチール製やアルミ製、木製など種類があります。

その中で、アルミ製の雨戸は塗料の密着が悪く、塗装をしてもすぐに剥がれてしまうので塗装ができません。

なので、アルミ製の雨戸は基本的に塗装はせずに、DIYで水洗いをするのが基本です。

このように同じ雨戸でも材質によってができるものとできないものがあるので、塗装をする前に雨戸の材質を確認するようにしましょう。

1-4-3.DIYでの吹き付け塗装は難易度が高い

塗装業者が雨戸の塗装をする際、刷毛やローラーを使用する一般的な塗装方法ではなく、吹き付け塗装と呼ばれるスプレーで塗装する方法がとられます。

吹き付け塗装は刷毛やローラーを使用する塗装方法よりも、効率的に塗装ができるために、作業時間を大幅に短縮することができます。

しかし、風に煽られて塗料が近隣に飛散する危険があったり、専用のコンプレッサーを用意しなければならないことから、DIYでの吹き付け塗装は難易度が高くオススメしません。

なので、雨戸の塗装をする際は、多少時間がかかったとしても、刷毛とローラーを使用して1枚ずつ仕上げていく方が確実です。

1-4-4.費用対効果が高いは外壁塗装のタイミング

雨戸の塗装はDIYで塗装をするよりも、外壁塗装や屋根塗装のタイミングで業者に塗装をしてもらう方が、品質的、価格的に費用対効果が高いです。

雨戸の塗装をDIYで行う場合と、外壁塗装のタイミングで業者に工事を依頼する場合の価格差については、次の章の、”雨戸塗装の単価と価格”で具体的に説明しますが、DIYで雨戸の塗装を行う前に、選択肢として雨戸塗装の適切なタイミングについて知っておきましょう。

2.雨戸塗装の単価と価格

ここまでは、DIYによる雨戸の塗装方法について解説しました。ここからは、雨戸の塗装を業者に依頼する際の単価相場について具体的に解説します。

2-1.引き戸タイプの単価相場

引き戸タイプの雨戸

出典:http://blog.goo.ne.jp/nikken1/e/3f5acd8379add9ac43833bc66bd7bf67

DIYで雨戸の塗装を行うケースと、塗装業者に工事を依頼する場合の2つの単価相場について説明します。

また、業者に塗装を依頼する場合、雨戸をしまう戸袋も一緒に塗装をすることも多いので、業者に雨戸の塗装を依頼する場合は、雨戸と戸袋を合わせて確認するようにしましょう。

2-1-1.DIYの単価相場表

施工内容 単価 数量 参考価格
雨戸塗装(スチール製) ¥2,000〜¥2,300/1枚 10枚 ¥23,000
雨戸塗装(木製) ¥2,400〜¥2,600//1枚 10枚 ¥26,000
戸袋塗装(スチール製) ¥600〜¥700/1㎡ 3.24㎡/4箇所 ¥9,000
戸袋塗装(木製) ¥800〜¥900/1㎡ 3.24㎡/4箇所 ¥11,000
【備考】
※1液ファインウレタンU100を使用。 ※雨戸は片面のみの塗装になります。

DIYで雨戸の塗装をする際の単価相場は2万円前後が相場になります。戸袋の塗装も含めると、3万円前後で塗装によるメンテナンスが可能です。

木製の雨戸はDIYでのメテナンスも可能ですが経年劣化で破損や歪みが生じている場合は、部分補修や交換が必要です。そのために、DIYでのメンテナンスが非常に困難な場合が多く、塗装をしてもすぐに傷んでしまう事例も少なくありません。そのために木製の雨戸は、塗装業者に相談して補修してもらった上で塗装をしてもらうのが基本です。

2-1-2.塗装業者の単価相場表

施工内容 単価 数量 参考価格
雨戸塗装(スチール製) ¥3,000〜¥4,000/1枚 10枚 ¥30,000
雨戸塗装(木製) ¥4,000〜¥5,000/1枚 10枚 ¥40,000
戸袋塗装(スチール製) ¥1,000〜¥1,350/1㎡ 3.24㎡/4箇所 ¥12,960
戸袋塗装(木製) ¥1,200〜¥1,650/1㎡ 3.24㎡/4箇所 ¥15,552
【備考】
※外壁塗装のタイミングで塗装を行う際の単価と参考価格になります。

※鉄部用ウレタン塗料を使用。 ※雨戸は片面のみの塗装になります。

雨戸の塗装を業者に依頼する際の単価相場は3万円~4万円ほどが相場になります。戸袋の塗装を含めると、5万円~6万円前後が相場です。

2-2.シャッタータイプの単価相場

シャッタータイプの雨戸

出典:http://www.bunka-gwss.jp/window_plan/renewal2/standard_e/index.html

施工内容 単価 数量 参考価格
戸袋塗装(スチール製) ¥1,200〜¥1,650/1㎡ 1㎡/4箇所 4,800
交換(手動タイプ) ¥100,000〜¥130,000/1箇所 4箇所 ¥400,000
交換(自動タイプ) ¥200,000〜¥250,000/1箇所 4箇所 ¥800,000
【備考】
※外壁塗装のタイミングで塗装を行う際の単価と参考価格になります。
※鉄部用ウレタン塗料を使用

シャッタータイプの雨戸は塗装ができません。その為に、交換によるメンテナンスが一般的です。

その際は、手動タイプの場合は40万円前後、自動タイプの場合は80万円前後が中心価格帯になります。

3.雨戸塗装を業者に依頼する際のコツ

雨戸の塗装は外壁塗装のタイミングで行うことが最適なタイミングになりますが、雨戸塗装だけを業者に依頼する場合は施工価格が安いことから、塗装を引き受けてくれない業者も存在します。

また、施工を引き受けてくれたとしても、相場価格よりも高額になることが多く、業者選びに苦戦する人も少なくはありません。

そこで、ここからは適正価格で雨戸の塗装を引き受けてくれる、優良業者探す手順について解説します。

【手順1】インターネットで塗装専門店を検索する

大手リフォーム会社や工務店などは、実際の工事を下請けに委託する為に、相場価格よりも費用が高額になります。

そのために、実際に塗装を行う塗装専門業者に塗装工事を依頼すると適正価格で塗装をしてくれる可能性が高いです。

その中で、地域に密着している個人塗装店などは、小回りが利くために引き受けてくれる可能性が高いです。

地域密着の個人塗装店は、インターネット検索で「雨戸塗装 〇〇市」「塗装業者 〇〇市」「外壁塗装 〇〇市」と検索をすると地域に根ざした塗装店が見つかります。

【手順2】施工事例を確認する

業者のホームページに雨戸塗装の施工事例が掲載されているかを確認しましょう。雨戸塗装の施工事例が掲載されている業者であれば、雨戸塗装だけでも対応してくれる可能性が高いです。

【手順3】一括見積もりサイトを利用する

どうしても業者が見つからない場合は、一括見積もりサイトの利用をオススメします。弊社が運営する”いえぬり”は塗装専門が多数加盟しており、雨戸単体の施工実績が豊富です。

なので、どうしてもあなたの地元で雨戸塗装に対応してくれる業者が見つからなかった場合、お気軽にいえぬりにご相談ください。

まとめ

いかがでしたか?雨戸塗装についてご理解いただけたでしょうか?

本文中でもお伝えしましたが、雨戸塗装はDIYで塗装をするよりも外壁塗装のタイミングで”ついで”でやってもらう方が費用対効果の高い塗装工事が行えます。

そのために、雨戸塗装の際は外壁塗装のタイミングを考慮して行うようにしましょう。

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