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漆喰がボロッと取れてる!瓦屋根を長持ちさせる適切な補修方法

普段は気になんてしてなかったのに、急に漆喰が傷んでいる事実を知ってしまい困っていませんか?

漆喰は、広い屋根のほんの一部にしか使用されていないので、業者に工事を頼むなんて大袈裟なことしなくても、自分で何とかならないかと考えている方も少なくないでしょう。しかし、漆喰は雨漏りを防いだり、瓦を繋ぎ合わせたりと重要な役割を持っているので、補修は適切に行わなければ屋根全体に傷みが広がってしまいます。

そこで、今回は漆喰の補修について取り上げました。この記事を読めば、漆喰補修の大切さが感じられるようになるはずです。ぜひお役立てください。

イーヤネット

1.漆喰のDIY補修をオススメしない理由

【画像引用】エイトリハウス

漆喰は、粘土瓦(一般的に言うと日本瓦)の屋根に用いられます。具体的には、瓦と瓦の接着や、棟の下にある葺き土の固定や防水のために使われます。漆喰が傷んでくると、瓦がずれてきたり、雨漏りが始まったりと深刻な事態に発展することがあるため、補修が必要になります。

上の画像は劣化した漆喰です。これを見ると、漆喰を埋めるくらいなら自分で出来そうな気がするでしょうが、漆喰のDIY補修はオススメしません。その理由を説明します。

1-1.失敗できない

漆喰補修の仕方が正しくなかった場合は、劣化の進行を止めるどころか加速させてしまう恐れがあります。

例えば漆喰の厚みですが、のし瓦よりもはみ出るほど厚いと、漆喰が雨水を吸い込んでしまいます。そうすると、漆喰自体の劣化も早まりますし、漆喰の裏の葺き土まで水が回ってしまえば、防水のために漆喰を塗っている意味が無くなってしまいます。逆に、薄すぎるとすぐに剥がれてしまい、葺き土が直接雨水を吸い込んで雨漏りにつながります。漆喰の厚さの調整は、経験を積んだ職人でなければ難しいです。

また、漆喰の瓦を接着させる役割が発揮されないと、瓦や棟部分が落下してしまう可能性もあります。通行人に怪我を負わせてしまったら大変です。失敗して事態を悪化させないためにも屋根の専門業者に補修してもらいましょう。

1-2.とにかく危険

2階建ての屋根の上は6m以上あり、さらに傾斜がある屋根は、足場が安定せずにとても危険です。ただでさえ歩きづらいのに、元々の屋根の汚れと補修作業で出てくる砂や塵によって滑りやすくなるため、転倒、転落といった事故につながってしまうことがあります。また、屋根材自体の劣化が重く脆くなっていたために屋根を突き抜けて落下した事例もあります。以下の表は建設業界の事故発生状況です。

【参照】建設業労働災害防止協会

墜落、転落発生箇所は屋根が一番多く、しっかりと訓練を受け、毎日のように登っているプロでも完全に事故を防ぐことはできません。
命に関わる危険性があるため、屋根の上の作業は必ず専門業者に任せるようにしましょう。

2.漆喰の補修方法

漆喰の補修工事は、大きく分けて、漆喰詰め直し工事と棟瓦取り直し工事の2種類です。

2-1.漆喰詰め直し工事

漆喰の劣化症状が比較的軽い場合に用いられる補修方法です。

①古くて劣化した漆喰を除去する

既存の漆喰を、葺き土が見えるまでキレイに剥がします。ポロポロと出てきた葺き土や漆喰のカスを残しておくと滑りやすく危ないので、刷毛などでキレイに取り除きます。葺き土が濡れていたり、草や苔が生えていたら、雨水が浸入しているサインです。その状態だと、雨漏りが始まる可能性があるので、棟全体の補修が必要になる場合もあります。

②下地を整える

漆喰を塗り込む葺き土の面をコテなどで平らにしていきます。下地が整ったら、漆喰の密着度を上げるために葺き土をスプレーで湿らせます。

③漆喰を塗り込む

漆喰を、屋根に合わせた厚みで均一に塗り込んでいきます。この厚さを間違えると、雨漏りや漆喰の剥がれに繋がってしまうので、熟練の技が必要になります。

【画像引用】http://j-renovation.com/sikkui/

2-2.棟瓦取り直し工事

ほとんど漆喰が残っていないなど、劣化の度合いが重いと、葺き土を支える力が弱まり、瓦が外れたり棟が歪んだりしてしまいます。その場合は、棟瓦を剥がして取り直す工事になります。棟は、のし瓦と冠瓦など複数種類の瓦が使用されていて、それらの瓦をまとめて棟瓦と呼びます。

①棟部分を解体する

棟部分の瓦を撤去すると葺き土が出てきます。葺き土は、粘土なので始めは固まっていますが、年月を経るとサラサラとした砂のようになってしまいます。このような葺き土の劣化も瓦のずれに繋がるため、既存のものは全て取り除きます。剥がした瓦は、ヒビが入っていなければ再度利用します。

②棟瓦を積み上げていく

瓦を積むための土台を作ります。近年では、葺き土の代わりに漆喰を使用したり、漆喰と葺き土の両方を使用して土台を作ります。その土台の両側を挟むようにのし瓦を積んでいきます。耐震性を高めるために瓦同士を銅線などで繋ぎ合わせます。全て積み終わったら冠瓦を乗せて固定します。鬼瓦の接続部分にも漆喰をしっかりと塗り込みます。

③冠瓦を設置する

棟の最上部に載せる冠瓦を設置して終了です。

【画像引用】http://www.kanto-slate.co.jp/construction-case_002.html

3.漆喰補修の費用相場

工事名 単位 単価 工事費用相場
(その他の費用を含む)
漆喰詰め直し工事 1~10m ¥25,000 ¥100,000~¥180,000
1m増えるごとに m ¥3,000
棟瓦取り直し工事
[のし瓦3・4段程度]
1~5m ¥100,000 ¥240,000~¥300,000

1m増えるごとに

m ¥10,000

工事費用は補修費用の他に、足場代や廃材処分費や瓦交換の金額などが加わる場合があります。上記の表を見ると分かるように、劣化初期の頃に補修をすると費用を抑えることができます。

漆喰のメンテナンス時期は、10~15年に一度とされています。これはあくまでも目安なので、日頃から、例えば台風や地震の後などに点検することをオススメします。くれぐれも自分で屋根に登って漆喰の状態を見ようとはせずに、屋根修理の専門業者にお願いするようにしましょう。

4.漆喰補修の業者の選び方

優良業社を選ぶためには、複数の業者から見積もりを取りましょう。

1社のみの提案で工事を決めてしまうと、必要のない工事をしてしまったり、相場より高くなってしまったりと損をしてしまう可能性が出てきてしまいます。特に突然訪問してきたリフォーム会社の営業に言われるがまま、即決で契約するのはやめましょう。漆喰の傷みの指摘は訪問販売業者がよく使うセールストークの一つです。しかし、全ての業者が悪質ではありませんし、漆喰が劣化していたら補修の必要があるので、複数の業者から話を聞いたうえで補修方法や、依頼先を決めるようにしましょう。

以下に優良業社の確認ポイントを紹介するので参考にしてください。

  • お住まいの地域での実績がある。
  • 屋根の上に登って検査する。
  • 相場より安すぎたり高すぎたりせず、大幅な値下げもしない。
  • 見積もり内容が明瞭で、不明な工事が存在しない。
  • アフターフォローの説明がしっかりしている。

近年、瓦を扱える職人が減少してきています。そのため、腕のいい職人探しに時間がかかってしまうことがあります。そんな時は、屋根修理の一括見積もりサイトを利用すると、地域に密着している優良業社を複数紹介してもらえます。

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【イーヤネット】http://e-yanet.jp/

 

まとめ

あまり目立ちはしませんが、漆喰はとても屋根を守るために重要な役割があることがおわかりいただけたと思います。

漆喰が傷んできたら、自分で何とかしようとせずに専門の屋根業者に相談するようにしましょう。早期解決が、工事の費用を抑えて丈夫な屋根を長持ちさせる秘訣です。

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