モルタルのヒビ割れ、気になっていませんか?
よくよく見ると、あちらこちらにヒビ割れを発見して、このままにしておいて大丈夫なのかと不安を感じている方も多いと思います。
モルタルの性質上、必ずと言っていいほどヒビは入ります。そして、そのヒビには浅いものから深いものまで様々で、中にはそのまま放っておいても深刻な事態を招かないヒビもあります。その事実を知らないと、塗装時期の見極めが出来ずに、訪問販売業者の「クラックが入っているからすぐ塗装の必要があります。」という営業文句を信じて、まだやらなくてもいい時期に工事をすることになってしまいかねません。
そこで、この記事では最適なタイミングでモルタル塗装を行うために、劣化症状についてまとめました。モルタルの性質や塗り替え費用についても解説しているので、モルタル外壁塗装を行う方は、ぜひ参考にしてください。
1.モルタル外壁ってこんな壁
モルタルとはセメントと砂と水を混ぜて練った素材です。比較的に施工が容易でコストが安いため、古くから人気のある外壁材のひとつです。
強度が強いですが、モルタル自体の防水性が低く、しっかりと塗装でコーティングしないと劣化が急激に進んでしまいます。そのため10~15年に1度は塗り替えを行うことをオススメします。
モルタルは仕上げの方法(模様)ごとに呼び方があり、その名前で呼ぶ業者も多いですので、ご自宅の壁がモルタルの何仕上げなのか把握しておきましょう。
名称 | イメージ | 特徴 |
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リシン | 昔からある仕上げ方法で、コストが安いため一番採用されています。塗料に細かな石を混ぜたものを専用のガンで吹付けるため凸凹模様が特徴です。石の大きさを変えることでデザインの幅が広がります。 | |
スタッコ |
リシンと似ています。違いはリシンより5~10mm厚塗りになることで、より立体的で重厚感がでるため高級感があります。また塗料に混ぜる物も違い、石炭、大理石、貝殻、砂などになります。 |
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吹付けタイル | 粘土のような素材(タイル)をベースに吹付けて、半乾きの時にローラーで抑えて凸凹模様を作り、上から塗装するという3段階の工程で仕上げます。 | |
ローラー工法 | 動物の毛を使った物や合成繊維など様々なローラーで仕上げていく工法です。ローラーの種類によって模様が変わるのが特徴です。代表的な模様でなみがた模様仕上げがあります。 | |
コテ工法 |
職人がコテで模様を付けて仕上げる工法です。自由に描けるので職人次第でどんな模様でも作ることが可能です。代表的な模様に扇仕上げなどがあります。 |
2.モルタル外壁の劣化症状
モルタルは新築だと8~13年、塗り替え後だと10~15年で塗膜に劣化症状が出てきます。そこで、塗り替えの目安となる劣化症状について解説します。
塗り替えは塗膜の劣化を知らせるチョーキングが確認できた時が最適なタイミングです。この時期に塗り替えをしないと、モルタル自体まで傷みが広がってしまい、大がかりな工事に発展してしまいます。施工期間や費用を抑えるためにも、劣化の初期症状の時点で施工をしましょう。
2-1.カビ・苔
モルタルは汚れやすく、道路沿いなど環境によってはすぐに汚れが目立ってきてしまうこともあります。
特にリシンやスタッコなどで仕上げられた壁は表面がボコボコとしていて、そこにゴミやほこりや雨水が溜まりやすく、カビや苔の原因になります。カビが根強い場合は完全に除去するのは難しく、無理に高圧洗浄(価格相場:200円/㎡)で取ろうとすると塗膜が剥がれることがあります。そこで根深いカビを落とすのに効果的なのがバイオ洗浄です。
バイオ洗浄の価格相場は200~500円ほど上がりますが、しっかりと汚れを落とした外壁は、塗料の密着性が高まり、塗膜剥離などの劣化症状を防ぐ効果があるため、カビや苔の汚れがひどい場合は、バイオ洗浄をオススメします。バイオ洗浄も高圧洗浄の一つなので、ほとんどの業者が対応できるので、塗り替えの際にバイオ洗浄について相談してみましょう。
【バイオ洗浄とは】
バイオ洗浄とは、バイオ洗浄剤を壁に浸透させてから高圧洗浄機で洗い流す、壁の洗浄方法です。水洗いだけになる高圧洗浄に比べ、0.01mmに満たない壁のピンホール(穴)に潜んだカビや汚れまでしっかり除去できます。
バイオ洗浄剤は、自然界に存在する成分でカビや苔を分解する製品が多いため、環境面でも安心して使用できます。しかし、バイオ洗浄は、基本的にカビや苔を落とすので、排気ガスやホコリなどには効果的ではないので注意してください。塗装前の下地処理以外にも、住宅をクリーニングするだけでも新築時のような美観を取り戻せることができるのでオススメです。
2-2.チョーキング
外壁を手でこすると白い粉が付く症状です。壁の汚れと思われがちですが、白い粉の正体は塗膜が古くなって粉状になってしまったものです。
ですので、洗浄すればよいという訳ではありません。硬い塗膜が劣化してポロポロとしてきているので、壁を守る機能が薄れてきているサインです。劣化症状の初期の現象なので、壁自体に被害が及んでる場合が少ないため、この現象が塗り替えのベストタイミングです。
2-3.クラック
クラックとはヒビ割れのことです。モルタルは経年劣化によるクラックは避けられないと思ってください。
クラックには塗膜の表面にできるクラックと、外壁材(モルタル)自体に入るクラックの2種類があります。
塗膜表面に入るクラックは、塗膜が劣化して強度が下がることが原因です。外壁材に入るクラックは、モルタルの性質が原因となります。時間と共に、モルタルに含まれている水分が蒸発し、収縮していく段階で入る乾燥クラックと、収縮して体積が小さくなったモルタルを構造部の柱などが引っ張る形となるために入る構造クラックに分かれます。どのクラックも塗装前には必ず補修作業が必要です。見積書に補修内容の記載が見つからない場合は、どういった方法でクラックを補修する予定なのか、確認しましょう。
ヘアークラック(塗膜のヒビ割れ)
ヘアークラックとは読んで字のごとく、髪の毛ほどの幅の細くて深さのないクラックのことです。幅は0.2~0.3mm以下が目安です。
この程度のヒビ割れなら直接に雨漏りの原因とはなりませんが、補修をせずにそのまま塗装をしてしまうと、数年後にクラック跡が出てきてしまい、雨漏りの原因となる程のクラックになってしまいます。
ヘアークラックの補修方法
下塗りの工程で微弾性フィラーをクラックの中にすり込むように塗って補修します。
【フィラーとは】下地となる外壁材の凸凹やヘアークラックを補修するために使用する下塗り塗料。
【微弾性フィラーとは】最近主流の下塗り塗料。水性でにおいが少なく、フィラーよりも厚い膜を形成できるのが特徴。
乾燥クラック(モルタルのヒビ割れ)
乾燥クラックもヘアークラックと同様に幅が細くて深さのないクラックで、壁に追従して塗膜にもヒビ割れが入ります。
乾燥クラックの補修方法
乾燥クラックの補修方法はヘアークラックと同様ですが、モルタル自体のクラックもしっかりと埋めないと、塗膜表面のクラックが再発しやすくなってしまいます。
構造クラック(モルタルのヒビ割れ)
構造クラックとは、0.3mm以上のクラック幅で深さが0.5mm以上のクラックのことです。
このクラックはそのままにしておくと、雨水の侵入や、地震などの揺れさらに広がってしまうなど、建物の強度不足に繋がる原因となります。その結果、外壁が剥がれ落ちる危険性が出てくるため、早急に処置しないと大変危険です。
構造クラックの補修方法
構造クラックは、伸縮性と弾力性の高いシーリング材でクラックを埋めます。モルタルに入ったクラックまでシーリングで埋め込む必要があるため、クラックをV字にカットして下まで流れるようにします。
2-4.塗膜の剥がれ
塗膜が劣化すると下地との付着力を失い、剥がれてしまいます。そうなるとモルタルがむき出しになるため、水や紫外線などの外的要因によりどんどんモルタルが傷んでしまい塗装だけではまかなえないほどの劣化症状が出てしまう可能性があります。
この場合は弱っている塗膜を丁寧に剥がしてから塗装を行う必要があります。塗膜のふくれ同様、見積書の記載を確認し、処理の内容を確認するようにしましょう。
2-5.モルタルの浮き
モルタル自体が熱を持ったり、冷やされたりして含水率が変化すると反りや膨らみなどの変形が起きます。それを繰り返すと躯体部分との間に隙間ができてきます。これがモルタルの浮きの原因です。
一度浮いてしまったモルタルは元には戻らないため、修繕が必要です。このまま放っておくとモルタルの剥落(剥がれ落ちること)につながるので、浮きが出てしまったら早急に業者に相談をしましょう。
浮きの修繕方法
浮いている部分に何カ所かドリルで穴を開けてそこから躯体とモルタルとを接着させるための樹脂を流し入れ、モルタルの剥落を防ぎます。
【躯体とは】床や壁や梁(はり)など建築物の構造を支える骨組みのこと。
2-6.さび
モルタルを補強するためのラス(鋼製金網などの金物)が腐食し、さびが表面に出てきてしまっている症状です。
さびが確認できた部分はひび割れや浮きからモルタル層に水が入ってしまっていることが原因となることが多いです。構造クラックや浮きと同様の修繕作業になりますが、ラスの腐食具合が激しい場合は、モルタルを除去し、ラスの再施工から行わなければならないため、追加の費用がかかってしまいます。
そのため、初期の劣化症状の時点で早急に塗り替えをして、劣化症状が重くならないようにしましょう。
2-7.モルタルの剥落(はくらく)
モルタルの剥落とは、モルタルが剥がれて落ちてしまうことです。
ここまでの症状が出てしまうと、モルタル層を新たに形成する左官工事が追加され、施工日数が長くなり、費用も高くなります。ですので、この症状が起きてしまう前に塗り替えをして、外壁を保護するようにしましょう。
3.塗り替えの費用相場
塗り替え費用は家の大きさや塗料や塗装に付随する工事によって変動します。
3-1.補修工事単価
【はつり落としとは】ハンマーや鑿(のみ)などで構造物を削ること
3-2.仕上げ単価
それぞれ、ローラー塗り、吹付け、凸部処理の順番で金額が上がっていきます。
【凸部処理とは】塗材を吹付け後にコテやローラーを使って凸部を押さえて平らな形状にする工法のこと
3-3.塗料費用相場(中塗り・上塗りの2回分)
3-4.金額の算出例
チョーキングが出てきたタイミングで塗り替える場合
壁の一部にモルタルの剥落があり、モルタル修繕と塗り替えの場合
劣化症状の初期段階と、放置しすぎて塗装以外に左官も必要になった施工の金額を比較しました。
劣化症状が多いほど、金額も高くなります。問題が小さな時に施工をすればコストを抑えて家の寿命を延ばすことができます。チョーキングが始まったら塗り替えの準備に入りましょう。
4.モルタル塗装の4つの注意点
4-1.塗装前の下処理内容を確認する
モルタルは簡単に言うと砂や石を固めたものなので、その結束力が弱まるとポロポロと砂の粒などが落ちてきます。塗装前の下地処理で古くなった塗膜と一緒に砂などもしっかりと落とさなければ、新たに塗る塗料の付きが悪くなり、すぐに剥がれてしまいます。
電動工具を使用して下地処理をするとモルタルを傷めつけてしまう危険性があるため、サンドペーパー(紙やすりのようなもの)を使って手作業で落とす必要があります。その後、下塗り塗料でしっかりとモルタルを固めてから、仕上げの塗装に入ります。劣化症状が軽い場合は、高圧洗浄でほとんどの汚れが落ちるため、削る作業は必要ありません。
無駄な費用を払わないためにも見積書に「下地処理」という項目があったら、具体的にどういう作業になるのか確認しましょう。
4-2.塗料代の不正に注意
モルタルは塗膜が劣化していると、塗料を吸い込みやすいので、他の外壁材と比較すると同じ大きさの家でも使用する塗料の量が増えます。
初めての塗り替えは、サイディングと比較すると2~1.8倍程の塗料を使用します。特にリシンが一番吸い込みやすいです。というのは、リシンの施工方法が原因です。リシンは、シーラーを塗布後に骨材入りの塗料を1回吹き付けるだけなので、塗膜がとても薄いです。塗り替え時にチョーキングが出ているなら、塗膜は劣化しているサインなので、塗料をどんどん壁に吸収してしまいます。他の仕上げ方法も基本的には塗膜が薄付きのため、吸い込みが激しいです。
なお、1回目の塗り替えで塗膜を付けているため、2回目以降の塗り替えは1.3~1.5倍ほどに下がります。
ですが、施工費用は「塗る面積×塗料単価」のみで、倍にはなりません。なぜかというと、業者は下地調整材を塗布することで塗料の吸い込みを抑えるからです。モルタルに適していると言われる微弾性フィラーは、フィラーとシーラーの性能を兼ね備えているので、通常はシーラーを塗布する必要はないですが、シーラーも塗布して厚い膜を作りあげたりして対策を取ります。
モルタルの性質を説明したうえで、塗料代を2倍にしてくる業者がいたら、施工依頼を出すのはやめましょう。
4-3.モルタルの塗装には弾性塗料が必要
モルタルは前述した通り、建物の動きに耐えられなくなったときに外壁と塗膜の両方にクラックが入ります。そこで、ゴムのように伸び縮みする特徴をもつ塗料を使用すると、壁にクラックが入っても塗膜にはクラックが入りづらくなります。塗料は塗膜の硬さによって、弾性と硬性に分類され、伸縮性がある塗料を弾性塗料と言い、モルタルの塗装に適した塗料になります。
そして、弾性塗料は以下の3種類の施工法があります。
単層弾性工法 | シーラーの上に弾性の塗料を2回塗ります。複層弾性に比べるとコストを抑えて施工することができますが、弾力性の維持年数は3~5年程になります。 | |
複層弾性工法 | シーラーの上に弾性の塗料を2回塗り、さらにその上に中塗りとは異なる塗料を2回塗ります。5工程と使用する塗料の多さからコストは高くなりますが、弾力性の維持年数は10~20年と長もちです。 | |
微弾性工法 | 下塗りに微弾性フィラーを使用し、上塗りは弾性のない塗料を2回塗ります。微弾性フィラーの弾力性は低く、弾力性の維持年数は1~3年です。 |
弾力性が失われてくると、硬くなってくるため、ヒビが入りやすくなってきます。複層弾性工法が弾力性の維持年数も耐久性も最も高いですが、その分、工事日数が長くなり高額になるため、一般的には単層弾性工法や微弾性工法が選ばれる事が多いです。外壁の傷の程度や環境にあった工法や塗料が選ばれているか、打ち合わせの時にしっかりと確認しましょう。
4-4.今とは違う仕上げ模様の変更が困難
モルタルの再塗装は、塗装時の仕上げ模様の上から塗料を塗るのが一般的で、違う仕上げ模様に変えるケースは少ないです。
例えば、凹凸の多いリシンから吹付けタイルに変える場合は、一度セメントフィラーなどの下地調整材で外壁面を平らにしてから模様付けをします。そうすると、壁がさらに厚くなることで重量も増え、透湿性(壁内部の湿気を逃がす性質)が低くなったり、塗膜の浮き、剥がれが起こりやすくなったりと様々な劣化症状を引き起こす可能性があります。
絶対にできないというわけではありませんが、上記のような理由から、オススメはできません。それでも、どうしても変えたい場合は、専門知識を持った施工歴のある業者に相談して施工を行ってください。
モルタル塗装のDIYはオススメしません
モルタル壁はサイディング壁と違って壁と壁の繋ぎ目がなく、一体になっているため、自分でも塗装できるのではないかと思われがちです。確かに、単純に壁に塗料を塗るだけならそんなに難しくないかもしれません。ですが、モルタルのDIY塗装はオススメしません。以下にその理由を説明していきます。
手間がかかりすぎる
高い箇所を塗るには足場が必要になりますが、一般的に足場を持っている家はあまりないでしょう。そうなると脚立やハシゴを使用すれば解決すると思うかもしれませんが、脚立の上から塗れる範囲はそんなに広くなく、一部分を塗って、脚立を移動して、と繰り返すのは体力と時間がすごくかかり、効率的とは言えません。
また、慣れない作業を脚立のような足場の安定しない所で行うのは、怪我に繋がる恐れがあり、危険です。
塗料の取扱いが難しい
モルタルに向いている弾性塗料は、6~8時間以内に塗料を使いきらなければならず、塗料が余ってしまった場合は廃棄処分になります。
初めての塗装だと1日にどれ位の範囲を塗れるのかもわかりませんし、どれだけの塗料を用意したらいいのかもわからないので、塗料をムダにしてしまう可能性が高いです。また、弾性塗料を下塗りで使用するのか、上塗りで使用するのかも、クラックの程度などから判断しなければならず、専門知識が必要になります。
失敗した場合の再塗装が難しい
なんとか自分で壁を塗り終えてみたら、まあまあキレイに仕上がって見えることもあると思います。
しかし、塗膜の下がどんな状態になっているのかは確認できませんし、施工不良はすぐには分からず、1~2年後に剥がれやヒビ割れなどが発生してから初めて塗装が失敗したことを知ることになります。
失敗した場合は、自分でまた塗り直すか、プロに依頼するという2択になるでしょう。
自分で処理する場合は、不具合が出ている箇所を適切な処理をしてから再塗装しなければ、結局またすぐに不具合が発生し、手間も時間もお金もかかってしまい、結果的に割高になります。
また、プロに依頼する場合ですが、業者はすぐに素人が塗ったと見破ります。そして、その上から塗装しても不具合が出やすいことをわかっているので、工事を引受けたがらず、業者探しに大変な手間をかけることになってしまうでしょう。
クラック処理が難しい
塗装の前にクラックの補修をしなければなりません。クラック補修くらいなら自分でもできそうと思われがちですが、ご説明した通り、クラックには種類があり、それぞれ補修方法が異なります。
ヘアークラックは比較的補修が簡単ですが、構造クラックの補修は壁を削る作業などがあり、工具も必要になるし結構大変な作業です。
また、クラックはしっかりと補修しないと、家自体を傷める原因となってしまうため、とても重要な工程ですので、素人が手を出すべきではありません。
まとめ
いかがでしたか?
モルタル自体は耐久性が高く、優れた外壁材です。その耐久性を存分に発揮するためにも、定期的な塗り替えが必要です。モルタルを長持ちさせるためにも、日頃から壁の状態を確認し、塗り替えのサインを見逃さないようにしましょう。
プロの視点からみたアドバイスを受け入れ、そして自分でも家の劣化状況を把握し、必要な工事を選ぶことが満足のいくリフォームにつながります。
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