外壁塗装の工程から学ぼう!ストレスフリーに工事期間を過ごす方法

外壁塗装の平均工事期間は2週間程度です。

そして、その期間中、生活に支障なく過ごすためには外壁塗装がどういう流れで進んでいくのか知る必要があります。作業内容によっては日常生活に多少の影響が出るからです。

そこで、この記事では外壁塗装の工事開始から終了までの過程を詳しく解説します。毎日の作業内容とそれにともなう注意事項、また、職人さんとの接し方まで具体的に解説します。

この記事を読み終えたあとには、実際に工事をしている時のイメージが浮かぶようになり、安心して工事開始日を迎えることができるようになるので、ぜひ参考にしていただければと思います。

1.外壁塗装の工事期間と基本工程について

1-1.外壁塗装にかかる日数

外壁塗装の工事期間は10~14日間です。(戸建て、2階建て、30~45坪)

このような工事日数のバラツキがあるのは、各メーカーによって規定されている塗料の乾燥時間が違うためです。壁に塗った塗料はしっかりと乾かさないと次の工程へ進めません。なので、規定の気温条件を満たし、なおかつ晴れの続く時期に工事をすると順調に進む可能性が高いです。

また、現場に入る職人さんの人数は工事期間に影響しません。戸建ての場合だと、たいてい1~2人の職人さんで塗装を行います。詳しくは次項で説明しますが、外壁塗装は1日にできる作業が限られているため人数を増やしても工事期間の短縮には繋がりません。余計な人件費が請求に乗っかってくるだけなので必要以上の増員のお願いはやめましょう。

1-2.外壁塗装の基本工程と1日の工事時間

業者は工事を始める前に工程表を作成します。これを見れば工事の期間と1日ごとの作業内容を把握できるようになります。

なお、作業は9時から17時の間に行われ、夏季は日が長いため18時頃まで作業することもあります。

外壁塗装工程表

 

それでは各工程を詳しく説明していきます。

【1日目】足場の架設(所要時間:6~8時間、ネット取り付け:1時間)

初日は足場の設置になります。

足場は金属のパイプをハンマーで叩いて繋げていくため、この工程が一番の騒音になります。騒音の中でじっと我慢する必要はありませんので、外出先で過ごすことをおすすめします。外出が困難な場合は、耳栓を用意しておくと良いでしょう。

【2日目】外壁の洗浄(所要時間:3~4時間)

洗浄機を使って壁の汚れや古くなって浮き上がってきている塗膜などを落としていきます。

洗浄機のエンジン音と壁に水が当たる音が出るのでこの日も騒音対策を立てておきましょう。

なお、外出する際はドアと窓の鍵をしっかりと閉めていきましょう。鍵をかけていないと高圧な水の噴射によって窓が開いてしまい、家の中が水浸しになってしまいます。

 

塗膜とは・・・塗装後の塗料が乾いて固まった状態のこと。

【3日目】乾燥期(所要時間:1~2日)

壁に水分が残ったまま塗装すると、塗料がうまく壁に定着せずに膨れや剥がれなどの不具合が出やすなります。この乾燥期間中は何も作業をしないわけではなく、次の養生という工程を行います。

 

【3日目】養生(所要時間:8時間)

養生とは塗装をしない部分や塗料をつけてはいけない場所をテープやビニールなどで保護する作業のことです。

車や植木や鉢植えなど家の付帯部ではない物は、テープなどの経費を抑えるために養生をしない業者がいます。絶対に塗料を付着させたくない箇所は念のため事前に業者に伝えておきましょう。

また、植物は養生が原因で枯れてしまうことがあるので、移動可能であれば移動させておきましょう。

 

【4日目】下地処理(所要時間:1時間~)

古くなって傷んでいる壁を補修、調整していきます。

ケレン作業時に壁を削る音が出ます。削る工具によって音の大小に差が出ますので、どんな方法で行うのか、どのくらいの音量になるのか事前に確認しておきましょう。

ケレンとは・・・壁表面の汚れやサビ、浮き上がってしまっている塗膜などをサンドペーパーや電動工具を使って取り除く作業のこと。ケレンは塗料と壁との密着性を高める役割を担う。

【4日目】下塗り(所要時間:6~8時間)

ようやく壁を塗っていく作業になります。この日から塗装作業が数日続きます。

塗装中の注意点として、塗料の使用が始まるため、シンナーの臭いが発生するようになります。この臭いは塗料によって差があるので、臭いを抑えたい方は塗料の選定の段階で業者に伝えるようにしましょう。

また、塗料の臭いが苦手な方は、塗装作業中は窓を閉めておきましょう。窓を開けて換気した方がよいのでは?と思うかもしれませんが、塗装中は入ってくる臭いの方が多いので、塗装作業終了後に窓を開けて空気を外に流すようにしましょう。

【5日目】中塗り(所要時間:6~8時間)

2回目塗装です。塗装中の注意点は4日目の下塗りと同様です。

【6日目】上塗り(所要時間:6~8時間)

仕上げの塗装になります。塗装中の注意点は4日目の下塗りと同様です。

【7~9日目】付帯部塗装(所要時間:1~3日)

家はたくさんの部位で構成されています。壁と屋根以外の部位をまとめて付帯部と呼びます。

当然、付帯部も劣化しますので外壁と同時に塗装メンテナンスを行います。付帯部は外壁とは違う塗料を使いますが、臭いが出るのは変わらないので、注意点は外壁塗装と同様です。

【10日目】養生撤去・チェック(所要時間:3時間~)

養生を全て撤去し、業者による仕上がりの確認が行われます。

テープの跡が残っていた場合は業者に伝え、きれいにしてもらいましょう。

【11日目】足場撤去・清掃(所要時間:4時間~)

最終日は問題を見落とさないためにも在宅することをおすすめします。

業者とともに仕様書と照らし合せながら仕上がりのチェックをし、施工不良があればすぐ対応してもらいましょう。問題がないようなら、足場の解体後に清掃をして工事は終了となります。足場の解体時には騒音が出ます。

騒音を避けるために外出する場合は、足場解体後にもう一度家の確認をするために作業終了にあわせて帰宅しましょう。

2.外壁塗装工事期間中の生活はどうなる?

工事期間中の注意点や工程は事前に業者と打ち合わせがあるので、基本的には工事中に業者に会う必要はありませんし、何点か注意すれば普段通りの生活を送ることができます。

それでは、どういうところに注意すればよいのか具体的に説明していきます。

2-1.ずっと家にいないといけない?

以下の2点を守れば外出しても大丈夫です。

  • 工事で必要になる水と電気は施主負担なので使用できるようにしておくこと
  • 全てのドアと窓の鍵を閉めること

しかし、誰もいないと手抜きするのでは?と不安ですよね。

塗装業者全てではありませんが、業者を信頼してお任せしているという施主の姿勢を無関心と捉え、意図的に手抜きをする業者がいることは事実です。立ち会いができなくても、工事に自分も関わっているという意識を持ち、毎日の作業内容を把握しておくのはとても重要です。工事前には必ず工程表をもらい、毎日作業報告書を提出するようにお願いしておきましょう。メール、電話など作業報告書の受け取り方法もあわせて伝えておきましょう。

2-2.洗濯物は干せる?

干せないと思ってください。

どうしてもと業者に頼めば干せるように手配してくれますが、洗濯物に塗料が付いてしまったり、臭いがついてしまったりとトラブルを招くだけです。工事期間中は部屋干しにしましょう。

2-3.窓は開けられないの?

壁を洗浄している時は絶対に開けることができません。

それ以外で窓を開けたい場合は、養生の前に業者に伝えておけば窓が開くように養生をしてくれます。ですが、塗料の臭いが入ってきてしまう塗装作業中に窓を開けることはおすすめしません。

2-4.エアコンは使える?

業者はエアコンが使用できるように室外機を養生してくれるので、使用して問題ありません。

ただし、室外機が設置されているベランダを塗装する場合は使用できません。エアコンを使用することによって結露水が出てきてしまうためです。なので、エアコンを使う予定がある場合は、念のため養生前に業者に伝えておきましょう。

2-5.塗料の臭いは身体へに影響する?

外壁塗装現場では強弱があるものの必ず臭いが発生します。

人によっては体調を崩す場合があるので、特に健康面で影響を受けやすい妊娠中の女性や乳幼児、ペットがいる家庭は施工前に必ず業者に相談しましょう。臭いの少ない塗料の選定といった負担を軽減したプランを提案してくれます。

2-6.工事中は泥棒に狙われやすい?

残念ながら、工事現場で空き巣被害は起きてしまっています。

飛散防止ネットによって周囲からは見えにくくなり足場によって2階から浸入しやすくなるからです。特に2階は1階に比べ、施錠していない家が多いです。工事中は防犯意識を高く持ち、自身でも防犯対策をしましょう。

自分でできる4つの防犯対策

  • 玄関、窓の鍵は確実に閉める。補助鍵や防犯鍵を付けるのも有効的。
  • 窓に防犯フィルムを貼る。
  • 留守の間も部屋や玄関に灯りをつけておいて誰か家にいるように見せる。
  • 侵入に使われそうな道具は置いておかない

防犯グッズは通販やホームセンターで手軽に購入することができます。また、業者でも工事中の防犯対策をしています。足場にセンサーライトを取り付けたり、足場内が確認しやすい透過性の高いメッシュシートを採用したり、最近では防犯カメラの設置をしているところも増えてきています。どんな防犯対策をしているのか確認しましょう。

2-7.ペットがいても大丈夫?

工事中は見慣れない人の出入りが激しいのでストレスがかかりますし、万が一、塗料や塗りたての壁を舐めてしまうと身体に深刻なダメージを与えてしまいます。

また、足場を遊び場だと認識してしまい入り込んでしまうことがあります。自由に動き回らせると、怪我につながることもあり大変危険です。必ず家の中に入れるか、工事期間中はペットホテルに預けるなどペットの性格を考慮した対策を立てましょう。

2-8.外壁塗装の工事中って毎日うるさいの?

工事期間中はトラックの出入りや足場を歩く時などの音が出ますが、騒音と感じるのは3日間です。

それは足場を設置する日と撤去する日、あとは外壁塗装を洗浄する日で、トラブルに発展しやすい工程です。そのため、通常は施工業者が工事の一週間ほど前に挨拶回りを済ませておきますが、最低でも両隣、向こう三軒、裏三軒は自分でも挨拶するようにしましょう。業者の挨拶回りは多少宣伝目的もありますし、すべて業者任せにはせずに自ら挨拶しておくことが大切です。その際は、近隣の方が気になっている以下の点を伝えてください。

挨拶の際に最低限伝えるべき3項目

  • 工事開始日と終了予定日
  • 一日の作業開始時間と終了時間
  • 土曜日・日曜日の工事の有無

その他にも洗濯物を干さないで欲しい日や工事車両の駐車場所など伝えなければならない項目は複数あります。曖昧に説明したことが事実と異なっている場合、トラブルになりかねないのできっちりと理解していない内容なら詳しい説明は業者に任せましょう。

また、挨拶の際は業者とは別に粗品を持っていくことをおすすめします。業者は自社名の入ったタオルを渡すところが多いですが、貰いすぎてあまり嬉しくないと意外と不評です。地域指定のゴミ袋や高級ティッシュといった長期保存ができて腐らないものが喜ばれるのでおすすめです。

3.職人さんと上手く付き合う方法

工事期間中、家にいれば職人さんに直接要望を伝えられたり、工事状況を確認できたりとメリットもありますが、普段より気をつかうため精神的に疲れてしまいます。そこで、職人さんへの対応についてよく質問が出る項目をまとめてみました。

3-1.職人さんにお茶やお菓子など出すべき?

昔はお茶を出すのが当たり前とされていましたが、現在はほとんどなくなっています。

それは自分のペースで仕事を進めたいという職人さんの思いと、共働きの家庭が増えたことが主な理由です。また、職人さんのマナー教育の一環として差し入れをお断りしている業者も多いです。そのため、お茶を出さないからといって適当に工事をされるようなことはないのでご安心ください。

ですが、お住まいの地域の慣習や家にいるのに何もしないのはかえって気になるという方もいますよね?その場合は、職人さんが自分のペースで飲める方法で提供しましょう。夏場はクーラーボックスに冷えた飲み物、冬場はポットのお湯と茶葉と人数分のコップを用意しておく方法がおすすめです。

3-2.トイレは貸すべき?

トイレについてもマナー教育の一環で、施主様のトイレは借りてはいけないとしていて、職人さんは現場近くのコンビニや公園の公衆トイレを利用するので貸す必要はありません。

ですが、自宅の周辺にそういった施設がない場合、臨機応変な対応が望まれることがあります。どうしても貸したくない理由があるなら仮設トイレを設置するといった方法もありますが、トイレを確保できない地域では施主様のトイレを借りることが職人にとってはもっともありがたいことなので、そういった事情も考慮して検討しましょう。

3-3.気になることがある場合は職人さんに聞いてもいい?

問題ありませんが作業中に話しかけるのはやめましょう。

職人さんは集中して作業しています。特に足場に登っている時に話しかけると気が散ってしまいとても危険です。休憩中や作業終わりのタイミングに話しかけると落ち着いて話すことができます。また、契約内容や施工内容が変わるような内容は、しっかりと書面に残しておくことが後々のトラブル防止になります。

3-4.できれば敷地内で喫煙して欲しくない

全く問題ないどころか、許可なく喫煙すること自体問題です。喫煙可能エリアに移動して喫煙してもらいましょう。

3-5.工事中に出たゴミの処分について知りたい

職人さんが個人で出したゴミも工事関連で出たゴミも業者が持ち帰って処分することになっています。もしゴミが残っていたら遠慮せず職人さんか営業担当者に伝えましょう。

4.外壁塗装の工期が延びるケース

4-1.雨が降った場合

雨が降ったら作業は中断になります。

雨水によって塗料が薄まりますし、十分に乾燥もできず施工不良に繋がるからです。業者は天気予報や季節によって工程を組むため、そこまで大幅にずれることはないと思いますが、予想外に雨が続いたらその分工事はストップします。

なるべく予定通りに終わらせるポイントは、梅雨時期を避けるべきなのと、お住まいの地域の特性を知ることです。台風の影響を受けやすい、降雪量が多いなど地域によって外壁塗装に適した時期はバラバラです。工事時期は、経験豊富な業者の意見を取り入れて決めることが、作業の中断を最低限に抑える秘訣です。

4-2.土日や祝日を挟む場合

職人さんは基本的に日曜・祝日が休日です。なので、その日に作業することはありません。

しかし、連日雨が降ってしまたり、予定よりも大幅に工期が伸びている場合は休日を返上して作業することがあります。工事の休みにあわせて洗濯などの家事をする家があるので、休日に作業をすることになったら近隣の方々へ必ず報告をしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

外壁塗装期間中は家が工事現場になるため、精神的にも肉体的にも多少は負担がかかりますが、生活スタイルをそんなに変えることなく過ごせるとご理解いただけたかと思います。

また、職人さんは怖いイメージをもたれがちなので、施主様に安心してもらうために、マナー教育を徹底して行い、どんな職人さんが来るのか事前に確認できるよう、自社のホームページに顔写真を載せるといった方法をとっている業者も多いです。

今は必要以上に職人さんと会って話さなくてもしっかりと工事をしてもらえますが、業者との付き合いは工事期間中だけではありません。アフターメンテナンスで工事後もお付き合いは続きます。信頼関係を深めるためにも顔を合せた際は挨拶をしましょう。良い関係を築くことがお互い気持ちよく工事を進められる最大のポイントです。

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