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破風板の塗装が屋根を守るために必要な理由と材質ごとの塗装時期

破風板は塗装をすることによって長持ちします。

破風板の塗装の剥がれや傷みをそのままにしておくと、屋根の中に風や雨水の浸入を防ぐという本来の役割を果たすことが出来なくなってしまいます。紫外線や風雨のダメージを直接受ける破風板は、外壁や屋根よりも劣化するのが早く、定期的に塗装などのメンテナンスをしなければなりません。

そこで、今回は破風板の寿命を延ばす塗装について取り上げました。実は、破風板のメンテナンス方法は塗装以外にもあり、最適な方法を選べば将来的に費用や手間を削ることができます。破風板が傷んでしまったらどういう補修をしたら良いのかも説明しているので、ぜひお役立てください。

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1.破風板はDIYで塗装できません!

破風板がDIYで塗装できない2つの理由を説明します。

1-1.とにかく危険

上記の画像の赤枠で囲われた箇所が破風板で、屋根の端にあります。この箇所を、歩きづらく足場の安定しない屋根の上から塗るのはとても危険です。

だからといって、はしごをかけたところで足場が悪いのは変わりません。また、はしごの上から塗れる範囲は限られているので、はしごを移動しながら塗装をするのはとても手間がかかり効率的ではありません。

屋根の上の作業は死亡事故が起きやすいとデータでも証明されています。

プロでも事故を防ぐことはできません。命に関わる危険性を回避するためにも、破風板の塗装は必ず専門家に任せるようにしましょう。

1-2.塗料の選定が難しい

破風板塗装で使用される塗料は、破風板の材質によって異なります。

直接、紫外線や風雨のダメージを受ける破風板は適切な塗料を使用して塗装しなければ、すぐに剥がれなどの不具合が起きてしまいます。自分で選定した塗料と塗装方法で成功したかどうかは、数年経たないとと分かりません。塗装直後はキレイに見えたとしても、1~3年後に塗料の剥がれやひび割れなどの症状が起きてきて、初めて失敗したことを知ることになります。

どうしようもなくなってから業者に依頼しても、業者はその状態で塗り直しを行っても不具合が出やすいことを知っているので工事を引き受けたがらず、業者探しが困難になる恐れがあります。最終的に相場以上の費用を払ってしまうということにならないためにも、専門の業者に依頼しましょう。

2.破風板塗装は業者に任せましょう

破風板の劣化症状はすべて塗装で直るとは限りません。詳しくは後の項で説明しますが、劣化症状によってメンテナンス方法が異なります。そのため、破風板塗装を成功させるためには専門知識が必要になります。

破風板の劣化症状を塗装で処置した方がいいのか、それ以外の方法で処置した方がいいのか、自分では判断できず、相談先に困ってしまったら、一括見積もりサイトを利用しましょう。

ヒアリングを実施しているサイトであれば、悩みにあった提案と業者紹介を受けることができます。複数の業者から見積もりを取り、話を聞くことで、本当に必要な工事方法を知ることができ、相場で破風板のメンテナンスを行えます。

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3.破風板の材質ごとの塗装時期

風雨などのダメージを直接受ける破風板は、どうしても劣化が早くなってしまいます。なので、適切な時期に塗装をすることが大切です

現在、破風板にも様々な材質で作られています。材質ごとに塗装時期や使用する塗料が異なるので、それぞれ見ていきましょう。

3-1.木材系

木材を使用した破風板です。以前は破風板といえば木材でしたが、耐火性に劣ることから現在はあまり使用されなくなりました。

屋根材に比べると劣化が早く、どんなに良い塗料を使用しても5年ほどで塗装の剥がれが出てきます。木材は水分を吸ったり吐いたりと膨張と収縮を繰り返します。この動きに硬い塗膜はついて行けず、ひび割れや剥がれを引き起こします。塗膜が劣化すると、雨水を吸収しやすくなり木材を腐らせる原因となってしまうので、早めに再塗装をする必要があります。

木材系で使用する塗料は、木材に染みこませて表面に保護膜を形成せず、木目が残る浸透タイプと、表面に保護膜を形成し、木目を消す造膜タイプに分かれます。浸透タイプは保護膜が無い分、耐久性が低く、メンテナンス周期も3年程度に1回になります。ですが、劣化した塗膜を削るなどの下地処理が無いので、コストを抑えることができます。

耐久性も木目も残したい場合は、造膜タイプでクリヤー塗料という透明な塗料もあります。どの塗料を使用するかは、仕上がりや、メンテナンス計画などを考慮して決めることをオススメします。

3-2.金属系

ガルバリウム鋼板やトタンなどを使用した破風板です。デザイン性が高く耐久性も高いので、普及率が高まっています。サビが出やすいのが金属の特徴なので、必ずサビ止めを塗ってから金属系専用の下塗り材を塗ります。その後は、造膜タイプの塗料で仕上げます。塗り替えは5~6年程度が目安です。

ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーと言われていますが、あくまでも錆びにくいというだけで絶対に錆びないわけではありません。劣化症状が見られる場合は、塗装などで処置する必要があります。

3-3.窯業系

セメント系の材質で出来ている破風板です。10年程度で塗り替えの必要があるので、外壁の塗装時に一緒に塗り替えると良いでしょう。

塗料は造膜タイプの塗料を使用します。シリコン塗料やフッ素塗料など、外壁塗装で使用する塗料と同じ種類になります。

4.破風板のメンテナンス方法と費用相場

破風板は雨水の吹き込みを抑えるという重要な働きをしています。塗装が剥がれていたり腐食が始まると水分を吸収しやすくなり、家全体に悪影響を及ぼしてしまいます。

破風板を補修する方法は以下の3種類です。痛み具合によって施工方法が変わるので、必ず専門の業者の意見を聞いてから施工方法を決めるようにしましょう。

また、破風板塗装は外壁塗装や屋根塗装と同時に行うと足場代を節約できるのでオススメです。

症状 施工方法 費用相場
塗膜の剥がれなどの劣化症状が軽度 塗装工事 ¥30,000~¥50,000
塗膜の剥がれや傷みはあるが下地は傷んでいない 板金巻き工事 ¥100,000~
破風板自体が腐食して脆くなっている 破風板交換工事 ¥150,000~
※足場代は含まれません。

次に、それぞれの施工方法を説明します。

4-1.塗装工事

●浸透系塗料の塗装

画像:http://house-2u.com/xyladecor-repainting/

●造膜系塗料の塗装

画像:有限会社鳴海

木材系、金属系、窯業系全ての破風板にコストを抑えて施工できる方法です。比較的軽い劣化症状であれば、再塗装することで、耐久性と美観を高めることが出来ます。

4-2.板金巻き工事

 

画像:近藤栄一塗装店

傷みの少ない木材系の破風板をトタンやガルバリウム鋼板などの金属で覆う方法です。部分的に傷みがひどくてもその箇所だけ部分補修が可能であれば、補修作業後に金属を巻くこともできます。

木材系の破風板は5年ごとに塗装の必要があり、10年ごとの塗装が目安の外壁や屋根よりも塗り替え回数が多いです。破風板の塗装だけでも足場代はかかってくるので、塗装で済む傷みでも生涯コストを考えて、金属系の破風板に変えるケースもあります。

4-3.交換工事

画像:ステップリフォーム

金属系や窯業系はそこまでボロボロになることはありませんが、木材系の破風板は塗装が剥がれたままにしておくと、どんどん水分を吸収し腐ってしまいます。手で触っただけでもバリバリと落ちてきてしまいます。その状態では、塗装も金属巻きもできないので破風板自体を交換するしかありません。

破風板は、水分が溜まりやすく乾きづらい下部や、釘穴周辺などが特に傷みやすいです。傷みがそんなに広がっていない場合は、傷みがひどい部分を取り除いて、その部分だけを交換する部分交換という選択も出来ます。

まとめ

破風板は屋根を守る重要な役割を担っていて、破風板の塗装は、その役割を十分に発揮させるために必要な工事になります。

日頃から破風板の状態を気にするように心がけ、傷みは放置せずに専門の業者に適切な処置をしてもらいましょう。

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